身体の繋がりを「触って」確かめる

 この所、「フェデンクライス身体訓練法」(M・フェルデンクライス)を読み返す事が多い
のですが、ふと原題を観ると

 ”Awaness through Movement” →「動きを通じての気付き」とあります。

 訳本は得てして販売の為に「邦題」を付けられてる事が多く、小さく付記されている原題
を見て、著者の書きたかった主旨が繋がる事も少なくありません。

 さて、日常、私達は様々な行動をしている訳ですが、実際、その「何をどう行っているのか
?」、「意識的」に「理解して」行っているとは言えません。

 例えば、椅子から立つとして、使っているのはどの筋肉か?、眼はどうなっているか?...
そんな事を意識する...事すら意識せず、漫然と「いつも通り」行っています。

 もし、少しでも意識した途端、「百足がどうやって足を動かしているのか尋ねられ、動け
なくなった」昔話の様に「フリーズ」...そこに「自分を知る、自分を変える」難しさがある
と思います。

 そこを丁寧に「自問自答」する中で、私達は私達の「意識と行動」の「矛盾」や「差」を
感じるに至ります。

 その「気付き」を通じて「意識と行動を一致」させる事が出来ます。

 しかしながら、春風堂自身の経験からも、自分の「フリーズ」を前にし、なかなかその
「切っ掛け・要領」が掴み辛いと思います。

 そこで、「呼吸」を「機動力」、「テンポ」、「感覚」としながら、身体を「リラックス」
させつつ動かして行きます。

 以下は「センタリング呼吸法」のパンフレットからの引用です↓

 息が入らないところは、緊張して固まってしまっているかもしれません。
 普段使われていない箇所は、意識することさえできないのです。
 身体のどのあたりまでが協調しながら動いているのかを確かめて下さい。

 息を整えている間の身体の変化を味わえるようにしてください。
 
 動き(行動を形にする)が大切なのでなく、その後の変化を感じ、味わい、身体全体
 のバランスの変化に気づくことが大切です。


 ↑以上、引用終わり。

 併せて、その身体の繋がりを実際に「触って確かめ」ながら「意識と行動」を繋げる
「しつけ糸」(「気付き」)として行きます。


 ひとつひとつ、丁寧に「しつけ」して行くにつれ、「意識と行動」が織りなされて行き
、身体に「回路が開かれ」、動きながら確認、考えて行く事が出来る様になって行く事と
思います。

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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂

(参考)
 「”気づき”のはたらき」
 「過去(パターン)」にとらわれず、「今」を創造する
 「習う」・「覚える」から「感じる」へ
 「呼吸」を介し、「脳と身体のコミュニケーション」を図る
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by cute-qp | 2010-10-01 00:00