「バランス」は「自然の法則」

 先ずは、コチラからご覧下さいバランスの技術(沖 正弘 著:「ヨガによる人間回復へ
の道 Ⅱ」より引用)↓。

 ヨガではすべてのものに、バランス(均衡)を要求する。それが自然の要求だからで
ある。

 人間が病気になるのは、自然の法則に反したことによるもので、バランスを破った結果で
あり、きわめて当然なことである。「私は病気にかかりやすい」とよく世間の人はいうが、
自然の法則にのっとった、バランスのとれている生活をしていれば、病気になるほうがかえ
ってむずかしいのである。

 人間は今日ではきわめて複雑な社会組織の中にあって、細分化された分業をいとなんでい
る。それに携わることによってかたよった身体の使い方をするから、心理、生理、解剖的に
みてアンバランスな状態になってしまう。つまり身体に使用部位と非使用部位ができてくる
と、たとえば使用部位の筋肉は発達するが、遂に非使用部位の筋肉は退化萎縮する、という
ことが起こってくる。それを防ぎ身体全体にとどこおりなく血液を配分して、身体の各器官
の機能を完全にするため、ヨガのアサンス(アーサナ)は何千年という昔から多くの人の体
験によって、編み出されてきたのである。

 自然の法則は適者生存の法則であり、適者のみの子孫が繁栄し、生きながらえること
ができるのである。そのためには健康で、強くなければならない。一般にいわれている
ような健康人が必ずしも強くはないし、また肉体的な力の強い人が必ずしも健康である
とはいえない。強者といえども病気には犯される。だから生命の働きそのものを高めて
いくことが最もたいせつなのである。


 それには、つねに正しい身体の訓練と、それに対する注意が必要である。そこで一挙
手、一役足が重要になってくる。肉体的訓練も肉体の各部分を平衡して発達させること
がたいせつであって、胸部だけ、腕だけというように身体の一部分を発達させることは
、理に合わない非科学的なことである。


 いつでも解剖的にみてバランスのとれた身体をつくりあげることがたいせつである。それは
つまり、生理的、心理的にもバランスのとれた状態である。だから種々の病気や、人間の悪い
癖をなおすために、ヨガの行者たちは苦心してアサンスというようなものを作り出したのであ
る。

 ↑以上、引用終わり。
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 最近、患者様を拝見し、改めて感じるのが「心身のバランス」のダイナミックさです。

 例え固まっていても、実は、奥の奥で刻々と変化している。

 特に、今「身体から湧き立つ呼吸のバランス」に興味があります。

 そして、今日は、その絶え間ないバランスの変化を「無心」で感じる自分がいました。

 そのバランスが、「ま~るく」なって来ると、患者様の体調だけでなく、雰囲気も変わり
、「あ!そう言えば!」なんて気付きが出たりします。

 凄いです。

 「心と身体のバランスを取る事」は正に「適者生存の道」なんですね。
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 バランス運動療法(Balance Movement Therapy) 春風堂
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by cute-qp | 2010-06-24 00:00