ジャンルは関係ない

 ヨガの成瀬正春先生のメルマガに面白い記事がありましたのでご紹介致します↓。

 14日に「名古屋国際女子マラソン」があり、2時間30分のレースを、最初から最後まで、
つい見続けてしまいました。──といっても、私はマラソンが好きな訳ではないです。あえ
て何が好きといえば、ヨーガ……かな? だからテレビ放映されているマラソンを見続け
てしまったのです。

 ──とつなげると、皆様は(?)となるでしょう。ヨーガとマラソンにどんな関係があるの? 

 じつは、ジャンルは関係ないのです。私は身体の使い方に興味があるので、マラソン
でもダンスでも、格闘技でも別にいいのです。勝ち負けを争うようなものは、ほんのちょ
っとした身体の使い方で勝敗が左右されるのです。またダンスなどの芸術的身体表現
も微妙な身体の使い方で優劣がはっきりと分かれます。だから、身体の使い方を見る
のが面白いのです。

 つまり、その競技が面白いというのではなく、一流の人の身体の動きが面白いのです。

 そこで、「名古屋国際女子マラソン」の話ですが、私はそのレースの知識も情報も何も
ないまま、テレビを点けたらスタートした直後だったのです。しばらくは10数人の先頭
集団が続いていたのですが、その時点で一人の選手を見て、「この人が勝つだろう」と
思ったのです。

 ──と書くと、その通り勝ったのだろうと思うでしょ。ええ、その選手が優勝したのです。

 ゼッケンナンバー12番の加納由理選手が2時間27分11秒で2位の選手を1分以上
の差をつけてのぶっちぎり優勝です。
 それで、なぜ私がその加納由理選手の優勝を当てたのかというとですね、身体の使
い方に注目したのです。

 加納選手だけが、他の選手と違って身体の上下動がなかったのです。つまり上体が
一定の高さのまま走っていたのです。他の選手は、みな多かれ少なかれ上下動をしな
がら、走っていました。
 歩くのでも走るのでも、身体の上下動が少ないほど、エネルギーロスがないので、
疲労も少なく効率よく前進できるのです。私の普段の歩き方とほぼ同じ走り方をしてい
たので「この人が勝つだろう」と思ったという次第です。

 そして加納選手は、31キロ過ぎからスパートをかけて、一度も後ろを振り返らずに
ゴールテープを切りました。

 私が注目したのは、上下動がないということもあるのですが、ゴールだけを見据えて
走っていたことです。独走態勢に入ってからも、一度も後ろを振り向かないというのは、
あきらかに後続の選手は意識の中になかったのでしょう。

 彼女はただただ前方を見据えて、ひたすら走り続けていました。

 それは、私の実践しているルンゴム(空中歩行)のテクニックそのものだったのです。
ルンゴムは遠くの一点を見据えて、そこに吸い込まれるように走るのです。

 ルンゴムの達人は一日に160キロも走るそうです。加納由理選手は42.195キロを
2時間30分を切るタイムで走ったのですから、単純計算すれば10時間あれば、160
キロ走れることになります。もちろん単純計算というのは、無茶な話ですが、それで
も不可能な数字ではないです。

 トライアスロン競技には、アイアンマンレースというのがあります。スイム(水泳)3.8
キロ、バイク(自転車)180キロ、その後にラン(マラソン)42.195キロという過酷な
レースです。それを17時間(日本では15時間)以内に完走すると"アイアンマン"
(鉄人)の称号を受けられるそうです。皆さん、挑戦してみてはどうですか?

 私は……もちろん…………遠慮しておきます。

 だって私にアイアンマンは似合わない……でしょ。 私なら、ラバーマン! ──って、
恋する男? ゴム人間?

 ↑以上、引用終わり。

 とても嬉しい記事でした。ご覧になっている所も凄い。

 ジャンルは違えども、一流の方々の心身の動きを拝見するのは非常に愉しいです。

 「へ~凄い!」とか「ふ~ん、そうなるんだ!」、「どうやったらそうなれるのだろう?」
...「妄想族」になって色々イメージします。

 余りに愉しくて、一日中、「妄想」していると、ジャンルに違いがあっても、自分の中
に「!」を見出す事があり、「工夫」する...それが、また愉しくあります。

 勿論、私は「一流」でも「プロ」でも「鉄人」でもないのですが、短絡的に「特別」とか
「特殊」とも想いません(笑)。

 「すっげ~超人だ~」って想うんですが「愉しそうだから、やってみたい」んです。

 そう言えば、「〇〇は専門じゃないから」と言う場面があります。例えば、「野球」専門
だから「テニス」は分からないとか...。

 「野球が得意!」と言うのは分かるのですが、「専門じゃないから」...と言うのはプロ
として、ピンと来ません。

 関心を持ち、勉強すれば良いことですし、全部、人間のやる事では?...「テニス」を
やる人が「手が4本で目が3つ」なんて事はないはずです。

 勿論、「未知のジャンル」からのオファーもあります。

 しかし、クライアントさんの「ご希望」と「方向性」、「目標」をしっかり見据て行けば、
必ず「必要十分条件」は見えてきます。

 そして、クライアントさんと共に「人間の可能性」が広がって行くのを見るのが愉しく
、ありがたいお仕事をさせて頂いているなと思います。
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                        で、出来た~っ
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by cute-qp | 2010-03-30 00:00