「私達の健康を取り巻くもの」と「古人の知恵」

 今日は、先日、小春日和 10/02/03でお話した「人間や季節の節目」に関連するお話を少し
致します。

 先ずはコチラの記事からご覧下さい↓。

健康気象学入門:健康と天気の関係、解説 気象予報士の村山さんが出版

 健康と天気の関係を一般向けに解説した「健康気象学入門」(日東書院、1260円)が出版
された。

 著者の村山貢司さんは、気象業務支援センターの専任主任技師で、気象予報士としてNHK
テレビの天気予報などに出演し、春先のスギ花粉情報や初夏の紫外線情報などを初めて作成した。

 本書では、気圧や温度、湿度の急激な変化が、ストレスとなって病気の原因となることや、春
の花粉症や夏の熱中症など、それぞれの季節に起きやすい病気などを取り上げ、健康維持の
ための対策などを紹介している。

 村山さんは「これまでの病気の対応は、医療機関で治療、投薬を受けるメディカルケアが中心
でしたが、これに加えて自分の病気を知り、その原因を知ることで、自分自身が予防対策をとる
セルフケアの両輪で、健康な生活を送ってほしい」
と話している。【石塚孝志】

毎日新聞 2010年2月5日 東京朝刊 より引用。

 縁起でもないお話で恐縮ですが...昔、勤めていた会社の隣が物流倉庫で、週に一回、中国
から「棺桶」なども輸入されていました。

 そして...天気が急に暑くなったり、寒くなったりした日以降、その出荷と入荷量が目に見
えて増えるのです...「風が吹けば...」を目の当たりにした出来事でびっくりしていました。

 元々、春風堂自身が天候・時節に左右され易く、さもありなんと思っていたのですが、こ
のお仕事に就き、皆様と向き合う事でそれがより実感されました。

 そんな中、参考にしているのが次の「五行色体表」です↓。
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 文面の制約上、その一部を取り出したものなのですが、古人がその「経験」から組み上げ
た表で、その他の東洋思想(易・風水等)とも同根のものです。

 例えば...先日、小春日和 10/01/16でご紹介致しました、「肋骨骨折」を拝見した際、色体表
とシンクロした感覚をご紹介します。

 ・季節は「立春前」→「」。
 ・「肝臓」が腫れ気味で、その部分の動きが悪く、骨折部位でもある→「肝・胆」。
 ・性格は「生真面目」で、やや「肝癪」・「肝鬱」→「」。
 ・繋がりの悪い経絡は→「肝・胆」。など。

 そんなの「こじつけじゃない!」と思われる方もいらっしゃると思いますが(笑)、1つの
「ものの見方」として、でも、多角的に人の心と体を観る「目安」・「イメージ」・「解決の
足掛かり」として優れモノで、いつも身近に見える位置にこの表を貼っています。

 そう思うと、様々な状況に変化し、それに適応する(ホメオスタシス機能)人体は凄い!、
そして、それを見抜いてより賢く生きよう!とした先人も凄い!と思いました。

 何故、それを現代人は有効活用しないのでしょうね?...私はいつも「ありがと~っ!!
って思わず手を合わせてしまいます(笑)。

 コチラは参考図書です。プロ・アマ問わず非常に分かり易い優れモノです↓。
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                 図説東洋医学 基礎編 学習研究社

(参考)
 "生きた人"を"みる"医療 ~ 東洋医学の世界 ~
 "バランス感覚”としての"虚実" (2)
 面白い医術書 ~針聞書~
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by cute-qp | 2010-02-05 12:00