三船十段の蔵言 ~柔術整復の復興 vol.2~

三船蔵言(三船十段記念館資料より)

 今日の行は只今、今日の楽しみは明日、

 柔道の修行は寝ても、醒めても、(夢の工夫)

 速さの極限は無、

 夢にうなされてはいけない、

 夢にでも勝つやうでなければ、

 技は無限、新しい技の発見、

 最悪の中、最善を見出す、

 空想は実現のもと、

 内円の動が外円を支配する、

 相手の気を奪ふ工夫、

 実力は自分がつけるもの、段位は人がつけるもの、

 重心は体の位、位を失へば敗れる、

 一瞬に相手の意志を捉へること、

 相手の意表に出ること、
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                     「隅落とし(空気投げ)」

 こちらはその動画です↓


 唐突ですが...柔道の昇段試験に行ってきました。

 でも...私は、元々、柔道が好きではありませんでした。

 大体、オリンピック以降の柔道は実質「"剛"道」や「レスリング」ですし、整復に必要な活殺術
は完全に失われ、ついでに、もっさい男同士が汗まみれになって組み合うのが生理的に好き
になれない(笑)...と言うのが理由でした。

 そんなイメージを払拭して下さったのが「三船久蔵十段」の存在・・・ご縁があり、私は「治療
家」の道を進み、「柔道」も習う機会を得ました。

 そして、国際化し、益々、「形骸化」して行く柔道を目の前にして、どんな風にすれば「三船先
生」の様な動きが出来るのだろう?...そう日々思いながら、「合気」や「呼吸法」をベースに研究
中です。

 今回、「初段」を頂きましたが、三船先生の道の入り口がまだ少し見えただけ...つづけて
、研究しながら、「治療」・「調整」に生かせる身体作りを目指したいと思います。

 その意味を込め、「三船蔵言」をご紹介しましたが、その内容は色々な事に通じると思う春風
堂です。
 
(参考)
 柔術整復の復興
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by cute-qp | 2009-09-29 00:00 | 春風堂の想い