共に"呼吸"する ~"手作り"感覚を大切に~

 今週の日曜日、センタリング呼吸法の芦屋セミナーがあり、初心者の方を担当させて頂き
ました。

 初心者の方を担当させて頂く事は、春風堂にとりましては、自分の「既成概念」を打ち破り
、「気持ちも新たに」自分の「歩み」を確認出来る絶好の場でありますが、同時に、初めの
「印象」が皆様の「変化」や「気付き」、「今後」に「大きく」影響するものでもある為、いつもに
増して、気を引き締めるひとときでもあります。

 中でも「呼吸」と言うものの、「ご自身との位置づけ」や「大切さ」を体感して頂く事に、日々
、苦心している所です。

 ところで...改めて「呼吸」を大辞林で調べてみると

 ・息を吸ったり吐いたりすること。 「きれいな空気を―する」「―を整える」
 ・生物が、外界から酸素を取り入れて二酸化炭素を排出すること。外呼吸。
  また、そのために行う筋肉の運動。
 ・細胞が、取り入れた酸素によって有機物を分解してエネルギーを獲得する過程。酸素
  呼吸。細胞呼吸。内呼吸。
 ・生物が無酸素状態で有機物を分解してエネルギーを獲得する過程。解糖・発酵等。無
  気呼吸。

 との説明に加え、

 ・動作の間の取り方など、物事を巧みに行う要領。こつ。
  「スタートの―をつかむ」「ひと―置く」
 ・共同で作業をする者どうしの、互いの調和。「二人の―がぴったりと合う」

 ...などとあります。

 しかしながら、知れば知るほど、感じれば感じるほど、なかなかに、それだけに納まらな
い感があります。

 増して、先日、"盲点"に気付く "盲点"を探るでお話し致しました通り、「自己認識」は人
それぞれであり、だからこそ、それをご紹介する「面白さ」と「難しさ」を思います。

 その為にも、皆様の「呼吸」を拝見し、呼吸を「合わせ」、感覚を「響き合わせ」ながら「バラ
ンスする方向に導いて行く」調整やセッションを大切に感じております。

 その「息」を学んだもので、「武道」や「水泳」の他に「ダンス(ペア)」の経験があります。

 以下は、中谷彰宏さんの著作からの引用です↓。

 ダンスは、相手と一緒にする呼吸だ。

  二人で呼吸を合わせて揺れているだけで、究極のダンスです。これはステップではあ
 りません。

  「一緒に踊りましょう」と言ってフロアに出ていって、いきなりステップを踏み始めてしま
 う人がいます。その人は、「ダンスはステップ」と、まじめにお勉強してしまった人です。

  受験勉強の延長で、ダンスを覚えようとするからです。これは日本人の勉強の仕方に
 もかかわっています。お年を召した方でも、若い人でも、共通して言えることです。
  まじめすぎる人や優等生の人ほど、お勉強をしすぎて、一人の世界に入ってしまいま
 す。

  勉強は一人で身につけるものですが、ダンスは二人でしなくてはいけません。相手と
 一緒に楽しむことが大切です。

  きれいなステップを踏むよりは、まず相手と呼吸を合わせることが大切です。呼吸を
 合わせるには、最初は揺れているほうがいいのです。
  実際、ダンスのうまい人は、フロアへ出ていって踊り始めるまでの時間が長いのです。
 ビギナーほど「早く踊らなければ」とあせります。

  これはなんでもそうです。

  スピーチの上手な人ほど、壇に上がって、すぐにはしゃべりません。聞いている人との
 呼吸を合わせます。これは、本人の自信と余裕にもかかわってきます。
  スピーチに余裕のない人ほど、壇に立つと、用意したことを早くしやべろうとして、早口
 になります。

  ダンスの基本は、一緒に呼吸して、一緒に揺れるだけでいいのです。

  音楽にのりながら、相手と呼吸を合わせます。相手のムープメントを感じることです。
 相手と一緒のイメージを持つことです。

  ビギナーの女性と踊ったとき、3分の曲の最初の2分で踊れるようにして、完全に踊って
 回転するところまで行っているようにします。
  最初の1分は揺れているだけです。相手がリラックスするまで、最初は揺れています。
 これでもうちゃんとできているというところまで行くと、カが抜けます。最初は緊張して体中
 にカが入っているのです。

  ①ダンスは初めて。
  ②みんなが見ている前に出て凄てしまった。
  ③知らない人と一緒に踊っている。

  余裕のある女性はほぐれるのも早いです。余裕のない女性でも、最初の1分間でだいた
 いほぐれます。
  3分目には、これでいいのだと自分でわかってきます。その間に呼吸が合うようになりま
 す。
  女性は、踊っている相手の男性と一緒に息を吐いて、一緒に息を吸うようにすれば、相手
 とリズムが合います。ばらばらなのは、呼吸が合っていないからです。

  これはマッサージ師にも言えることです。マッサージ師で気持ちのいい人は、一緒の呼吸
 をする人です。これは大切なことなのです。

 ↑以上、引用終わり。流石、中谷さん...大切な事をここまで文章にされます。

 「ダンス」も「治療」も「一期一会」...だからこそ、皆様「お一人お一人」との「一時一時」を「呼
吸」を通じ、「響き合い」ながら「手作り」で行っていこうと思う春風堂です。

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by cute-qp | 2009-03-04 00:00 | 春風堂の想い