(おまけ)かな名筆選

 今日のお話の(おまけ)として春風堂の主観でかな名筆選をお届け致します。

 元々、書道は「漢字専門」で入ったのですが、私の性格や嗜好から、そのバランスや
変体仮名の活用、雰囲気に強く惹かれるものがあって、一旦筆を置きました。

 しかしながら、いずれ「かな専門」として練習を開始する気でおります。

 ご紹介したい名筆も沢山ございますが、今日は画像として存在するモノの中から、
以下の三点をご紹介します↓。
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                 古今和歌集巻第十九残巻(高野切本)

 「古今和歌集」の最古の写本として知られ、「高野切」は3人の手に分類されますが、
これは、洗練された美しいかなの連綿が見事です。
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                       継色紙(つぎしきし)

 小野道風筆とされる平安時代の撰集を書写した断簡で、もとは、粘葉装の冊子本で
、見開きの部分にのみ、和歌1首を散らし書きにする内面書写の形式で書かれていま
す。
 その形が色紙を継いだように見えることから「継色紙」と呼ばれ、「続万葉集」の抄写
本ではないかとする説があります。
 「古今和歌集」の「連綿の美」に対し、文字の細部の1つ1つに確実な「当たり」をつけ
たスタイルが、また興味深いものがあります。
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                   寸松庵色紙(すんしょうあんしきし)

 紀貫之筆とされるもので、白の具引き地に花襷文を雲母で刷り出した舶来の唐紙
に「古今和歌集」の和歌1首を散らし書きしたもの。
 もと堺の南宗寺所蔵の36枚のうち11枚が、江戸初期の武将・佐久間将監実勝の
有に帰し、その菩提所・寸松庵(大徳寺境内)に伝来したという名物です。
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by cute-qp | 2009-01-19 00:00