"書"のイメージと"呼吸"・"バランス"

 本日はセンタリング呼吸法の長堀教室で定例の指導員講習会がございました。

 毎回、様々な気付きがあり、今日も色々学ばせて頂いたのですが、私なりに印象的で
ありました「書のイメージ」について、個人的な事ではございますが、少しお話致します。

 講習会の中で、ある道具を使った身体のバランスの調整法を教えて頂いてた時、丁度
、私は変性意識の中でそれを見ていたのですが(笑)、身体に道具が添い、たわみ、バラ
ンスをとって行く様が「筆の動き」に見えたのです。

 具体的には、「筆(道具)の使い方」に始まり、身体が丁度、「半紙」や「半切」、「条幅」と
なり、どこから墨を入れ、どう一線を引くか?、バランスを取るか?に見えておりました。

 ここで、唐突ですが、私の普段使っている筆はコチラです↓。
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           中国筆 超品長鋒大楷宿純羊毫 武林邵之巌筆荘製

 学校の書写教育やお習字から一歩出て、「書道」を学び始めた際、師匠から使うように
言われた筆なのですが、それまで用いてきた筆よりも格段に柔らかくて長く、当初は、ニ
ョロニョロのミミズの様な線しか書けませんでした。

 とにかく、「こしのないうどん」の様で(笑)...全く扱えず、「一」の字すら書けないのです。

 従いまして、自習の際、年間「半紙」で1万枚ほど書きました。

 勿論、「数でなく内容が大事」なのですが、「字」にも「線」にもならないのですから「数に
もならない」訳で(笑)...その上、師匠は月最低千枚提出しなければ課題を下さらない事
もありました。 

 そこを何とかかんとか毎回、お題と課題を頂いたのですが、結局、終始教えて頂いたの
は「筆の持ち方」、「腕の構え」、「姿勢」に尽きました(他の技術は「盗む」しかありません
でした。)

 また、紙が「半切」、「条幅」となりますとその筆でバランスさせる範囲や内容が大きくなり
、紙の材質(泥が入る事もあります)も変わるので「筆がとられたり」、墨のコントロールが
難しくなりまして、今にして想えば、どこまでも「筆の持ち方」、「腕の構え」、「姿勢」に還り、
そこに「間」と「呼吸」がどんどんとクローズアップされて来る感じでした。

 そんな日々を...フラッシュバックしながらイメージを膨らませておりました。

 そこで、少し皆様にも追体験して頂く為に、コチラを引用・掲載致します。以下は、「かな
描法」 田中塊堂 からの引用です↓

 出来ましたら、先程ご紹介した様な「筆」や「小筆」をお使い頂きたいのですが「鉛筆」
「指」でも結構です。
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 この他に、「メビウス状」や「のの字」に運筆したりする運筆もありますが、最初は均
一なサイズや筆致、行間になりません。

 結局、これを「首を定め」、「横隔膜を上げ」、「骨盤時計」で書くことになり...多分、「茶道」
や「華道」などもこれに同じではないか?と想う春風堂です。

 それにしても...「水泳」に加え、「書道」と言う、私の「オリジン」(原初的)な部分がイメージ
として現れてくれたのはとても嬉しい事でした。

 本日は(おまけ)がございます。宜しければお付き合い下さい↓。
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by cute-qp | 2009-01-19 00:01 | 温故知新