"他人事"ではないお話

 今日はコチラの本からご紹介致します↓。
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         福辺流 力のいらない介助術 福辺 節子 (著) 中央法規出版

 春風堂は「介護職」ではありませんが、治療においての姿勢の取り方と介護の共通性や
クライアントさんに色々な姿勢が取り辛い方もいらっしゃる事、何より、「他人事」ではないと
思いこの辺の資料も勉強しています。

 職業柄、皆様に出来る限り、健康に過ごして頂けるよう調整や誘導をさせて頂いておりま
すが、いち社会人として、「いずれ介護する」、「介護される」事を視野にいれ、今日は皆様
と一緒に介護についてみて行きたいと想いました。

 コチラは本文より抜粋です↓。

 「私は、理学療法士として20年以上リハビリテーションや介助の仕事に携わってきまし
た。と同時に。「左下腿切断」(左側の膝から下で下肢を切断)して義足をつけている障害
者です。
 年齢的に若くもなく、軽度とはいえ障害をもった私なのですが、今まで人を介助する場
面で不自由を感じたことはありません。
 力まかせの介助ができない私だからこそ、確信をもって言えることなのかもしれません
が、実は介助に力は必要ないのです。

 更にコチラは著者が主宰されている「もう一歩踏み出すための介護セミナー HP」
よりの引用です↓。

 このセミナーで伝えたいのは「介助される人が本来持っている力を引き出していく」介助
方法です。

 お年寄りやマヒを持った人が動けないのは筋力が弱いからではなく、動くための方向や
タイミングが誤っているから。

 この介助方法では介護する人間の力で、相手を動かすのではなく、 運動の方向やスピ
ードを誘導することによって、介護される人間が、自分で動けるように、助けていきます。

 介助される人の持っている力で動いてもらうのですから、 介助される側にも介助する側
にも、無理な動きや過剰な力は必要ありません。
       
 今までの、こちらがやってしまう介助方法では、 100万回体位交換しても、お年寄りに
自分で寝返ってもらうことはできません。
 でも、この介助をしていれば、介助は少ずつ少なくなって、ある日、気がついたら「自分
で寝返っていた!」になるはずです。

 [ お年寄りへの介助 ] [私たちの体の使い方 ]を通して、お年寄りが、障害を持った人が
、そして私たち自身が 、「どう生きるのか?」 をみんなで学んでいきたいと思います。

 (以下は、目次の一部です)

 第4章 福辺流介助術の基本

  1.持ち方・さわり方
    ① 相手を握らない
    ② 指先は使わない
    ③ ワンアクション加える
    ④ 持つ位置

  2.声かけ
    ① 動作のたびに声かけをする
    ② 介助の前に声かけをする
    ③ 伝わる声かけをする
    ④ すべての人に声かけをする

  3.動きの伝え方(動きをつくる)
    ① 体重の移動~上下・前後・左右へ~
    ② まっすぐ立ってもらう
    ③ 力を抜くとわかること
    ④ 動きを伝える
    ⑤ 自分の体の動きを知る
    ⑥ 足を踏み出す
    ⑦ 介助者の肢位

 ↑以上、引用終わり。

 (おまけ)としてコチラもご紹介致します↓。
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                       完全図解 新しい介護
                     大田 仁史, 三好 春樹 (著)

 K野さんから教えて頂いた本で、「介護」についての A to Z が幅広く、分かり易く
図解で掲載され、プロから素人までが使える良書だと思います(それに安い!)。

 「介護」と聞きますと、「何か直接まだ自分に関係ない」...と言う気もするか?と思い
ますが、現在「介護」と関係のない状況でも、いずれは誰しも「介護する・される」側に
立つ訳で、逆に、知っておくとなかなか便利な「身近な暮らしの知恵」になると言えま
す。

 そして、「介護される側」になった時点では「遅い」と言う事です。

 人は1人で生きられませんが...

 自分の健康は自己責任。
 自分の老後も自己責任。

 ちなみに、DVD版と言うのも出ている様です↓
 DVDのデモ版 → 「DVDブック 新しい介護」
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by cute-qp | 2009-01-18 00:00 | 本・CD・映像のご紹介