立ち止まり、振り返る

 昨夜の すべては自ら確かめよ ~己こそ己の寄る辺~内容を受け、今日はお釈
迦様が悟りを開く切っ掛けになった「瞑想」について少しお話致します。

 先ず、和英辞書で「瞑想」と言う言葉を引いてみると、「Meditation」との訳があり
ます。

 しかしながら、語源的に言うと、ちょっとニュアンスが異なります。

 「Meditation」が「何かを念じる、思い続けていく、考える」と言う意味があるの
に対し、元々の語源見ると、お釈迦様のお経にある「Bhavana(バワーナ)」と言う
・・・「Bha」が「何かが生まれてくる、何かこれまでにないものが生まれる」という動
詞が転じ、「上達する・向上する」から「完成を目指してゆく道」と言う意味になりま
す。

 従って、「Meditation」(念じる行為)は時として「Bhavana」に含まれますが、
「イコール」ではないらしいのです。

 その辺の所を自分を通し、1つ1つ紐解いて行くのが「瞑想」の本旨だと思います。

 法句経(35)より

  心は捉え難く、軽々とざわつき、欲するがままにおもむく。
  その心は制御したほうがよい。
  よく制御した心は、安らぎをもたらす。


 春風堂としては、最も大事な所は、「そこ」だと感じているのです。

 従って、自分の「問題点」や「心身」を観察するところから始め、次第次第にそ
の辺に気付いて頂くと言うのが私自身の課題であり、お話させて頂く者としての
力の見せ所だと感じております。

 その際、心と体を収めるに大きく3つのポイントがあります。

① 自分の心を見る・・・「心のリセット」。

  体調が悪い、落ち込んでいる、腹が立つ・・・その感情に振り回される、振る回す前
 に、ちょっと「立ち止まり」、そんな「自分自身」を良く見ます。

② 呼吸を見つめる・・・「身体のリセット」。

  立ち止まった位置から、先ず、自分の今の「呼吸」を観ていきます。

  大体、物事が上手く行かない時は私達は「息詰まり」ます(笑)。そんな自分の呼吸
 を見詰めます。
  すると、例えば「病人」の様に「肩で息をしている」かもしれませんし、「息も絶え
 絶え」、「胸苦しく」、「息が続かない」のかもしれません。

  そんな時、「呼吸」を起点に自分自身をゆっくり回復してみましょう。

  徐々に身体のバランスが取れ、脈拍も整い、呼吸が全身に行き渡り、「恐怖
 感」や「焦燥感」も消え、「回復」の準備が整うと思います。

③ 呼吸に合わせ、ゆっくり動き、刻々と観察する。

  ①・②でお話し致しました「観察」と「呼吸」と言う足場を使い、自分を丁寧に見て行く
 作業が始まります。

  「熱く・ゆっくり・じっくり・丁寧に」・・・「低温やけど」の様なアプローチです。

  そして、ご自身の変化を刻々と観察して行きます。「ロッククライミング」の様ですね。

(参考)
 「呼吸が変わる 姿勢が変わる 生き方が変わる」
 「身体の声の聴く ~自律神経による治癒反応~」
 「先ずは自分が変わる」
 「神経訓練法としてのセンタリング呼吸法 」
 「相対神経訓練法 ~治療や介護から日常へ向かって~」
 「夢の途中 08/08/23」
 「エンドゲイナー度」チェック!
 発想法カルタ抄
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 「セレンディピティ」と「過程力!」
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 日々のメニュー作り ~コーディネイト力~
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 「美容と健康」には「ヒミツ!とドリョク!」が必要
 「質問にお答えして ~補正下着について」
 「正しい・正しくない」でなく、「感じる・感じない」
 日常を見直す ~立ち居振る舞い~
 自分とどう付き合うか? ①
 自分とどう付き合うか? ②
 私は「主人公」
 先ずは自分自身を感じることから...
 "意味"や"原因"を"どこに"観る?
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by cute-qp | 2008-12-29 00:00