ジョセフ・ピラティス語録 (1)

 年末特集の第2弾は「ピラティス」の創始者ジョセフ・ピラティス先生の著書「ユア・ヘ
ルス(1934)」、「リターン・トゥー・ライフ・スルー・コントロロジ-(1945)」より引用・
抜粋し、ご紹介致します。

呼吸

● ただ息を吸ったり吐いたりするように言うだけでは何の役にも立たない。
  正しい呼吸法を学ぶことは、ふつうの人が思っているより、はるかに難しいこと
 なのだ。
  おまけに正しい呼吸法の技術を理解し、それを他人に教えられる指導者が少
 ない。

● 呼吸は人生最初の行動であると同時に、最後の行動でもある。

カラダを意識すること

● 人間に背骨があることは誰もが知っているが、この”家”を支える”柱”が、本来
  どおり、まっすぐと成長する正常な状態とはどのような状態かを知っている人は
  ほとんどいない。
   さらに背骨のメカニズムと、このカラダの基礎構造を常に自分の思い通りに動
  かすためのトレーニングを理解している人となると、更に少ない。

● 目指すのは粒々とした筋肉ではなく、しなやかな筋肉であることを常に頭に留
  めておこう。
   大きすぎる筋肉は柔軟性を高める妨げになる。発達しすぎた筋肉は他の筋肉
  の適切な発達を阻むからだ。
   本当の柔軟性を獲得するためには、すべての筋肉が均一に発達しなければな
  らない。

● 全ての筋肉を常に鍛えられることが重要な理由がもう一つある。
   それは個々の筋肉の調和が、すべての筋肉の均一な発達に必ず役立つという
  ことだ。
   小さな筋肉の発達が大きな筋肉の発達をを助ける。
   小さなレンガを積んで大きな建物をつくるように、小さな筋肉の発達が大きな筋
  肉の、そして最終的にはカラダ全体の発達を助ける
   最小限の力で仕事をこなし、最大限の喜びを得ることができるのは、全ての筋
  肉が適切に発達をとげたときだ。

カラダと心のバランス

● 生命力が低下すると、カラダの末端に力が入らなくなる。血圧は正常値をはず
  れるか以上の域に達する。
   頭は温かすぎ、手足は冷たすぎ、精神状態の起伏が大きくなる。これは非常
  に深刻な問題だ。

   もう一度、考えてほしい。誰にとっても考える価値のあることなのだ。

● カラダの理想的なバランスを実現してはじめて、本当の健康とは何かがわか
  る。

人間という動物

● 親は子どもを育てるときに、ひどい間違いを犯している。例えば-
  母乳代わりに人工栄養を与える。
  空腹でないときに食べ物を与える。
  寒くないのに厚着させようとする。
  疲れていないのに眠らせようとする。
  子どもが望んでいないとき、手足を伸ばしたり曲げたりする。
  まだ自分の体重を支える力がないのに、立たせようとする。
  カラダの動きをコントロールできないうちに歩かせようとする。
  望まないのに、椅子に座らせようとする。子どもは床にしゃがむほうが好きであ
  る。
  カラダを動かしたがっているとき、動かさないようにする。
  年長の子どもが木登りや塀から飛び降りたがっても、その自然の欲求を禁じる。
  動きたがっているときに、静かにすることを強制する。
  子どもにはまったく興味のないことを勉強させようとする。その結果、子どもは”無
  計画な”親を喜ばせるため、勉強をしているふりをせざるをえなくなる。
  本当のことを言いたがっているのに嘘をつくよう教える。間違ったことや理解でき
  ないことを、故意に教えることも少なくない。
  健康を守るためという口実で、注射で害になるものを与える。
  自然のエクササイズをさせるのでなく、下剤を飲ませて便秘を防ごうとする。

● メソッドがシンプルで自然であるほど結果はよくなる。

● 本能は人間を含めた動物を的確に導くものである。

● 荒っぽいトレーニングにふけらなければ、強くも健康にもなれないという思いこみ
  は、本当にひどい誤りだが、残念ながらこの考え方は一般社会にしっかりと根付
  いている。

↑以上、引用終わり。

 ご紹介致しましてなんなのですが...今までも様々な引用をさせて頂きましたが、
その「抜粋」とは言え、実は、全てが全て「オススメ」とは思っておりません(笑)。

 実際、個人的に「ピラティス・メソッド」にも幾つかの「疑問点」があります。

 但し、それは個々人の「方向性」や「志向(嗜好)」、「特性」に起因する事もござい
ます。

 その辺も考慮し、素晴らしい先人の「考えを拝聴」し、様々な「物の見方」を取り入れ
、「先入観を捨てる」意味で学ばせて頂いております。

 そして、そこから「取捨選択」しながら「自分作り」をしております。
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by cute-qp | 2008-12-24 00:00